こちらではアニメーションする上でであったら便利なソフト、アプリをご紹介。
ソフトウェア
3D
MAYA:世界的に映画、CM、TV、ゲームと言えばMAYAではないでしょうか。それ程にシェアNo1だと思います。近年は安価版も発売されて個人でも手が出しやすくなっています。用途さえハッキリしていれば検討しても良いかもしれません。
3ds MAX:3D界の二大巨頭の1つ、MAX。MAYAと性能は似ていますが、アニメでは他の3Dを圧倒しています。それはプラグインの豊富さにも定評があるからかと思います。こちらもMAYAと同様値段は安くないので検討の際はご注意を。
Softimage:アニメーターには評判ピカイチのソフト。グラフエディタの使いやすさとUIの見易さで圧倒的な人気を誇っていましたが、2016年にサポートを終了してしまいました。現在はDL出来ませんが記憶に残しておきたかったので記載しております。
Motion Builder:こちらはモーションキャプチャーデータを修正する時などに強力な力を発揮するソフトです。手付けではメインに使うことは少ないです。個人ではなく業界向けと言えると思います。
Lightwave:10年以上前から現場の第一線で活躍しているソフト。フルパッケージとては安く、手に入れやすい価格となっています。有名なところでは「カナバングラフィックス」「神風動画」が使用しています。
CINEMA4D:グラフィック、レンダリングに定評のあるC4D。近年では映画でも使用されており、パッケージも豊富なので用途に合った選び方もしやすいです。Adobe AfterEffectsとの連携が神です。
Shade 3D:唯一の国産3Dソフト。値段も安い、英語が苦手、日本語サポートが良いという方はこちらも検討しても良いかと思います。
Blender:無料ソフト。無料はしょぼいと思う無かれ。今や2代ソフトを脅かす存在。オープンソースであり、世界中の有志が日夜アップデートを繰り返し、モデリング、スカルプト、アニメーション、レンダリング、ゲーム、2Dまで考えられないクォリティをたたき出しています。唯一の欠点は独特なインターフェースでしょう。しかし慣れてしまえば欠点にはならないですね。
Houdini:総合ソフトといいながら、ほぼエフェクトメインで使用されているソフト。まずエフェクトと言ったらフーディニー。それくらい有名です。手付けアニメーションでの使用はあまり聞いたことがありません。
2D
Toom Boon:2Dで有名なのはToomBoonじゃないでしょうか。日本にも力を入れており、パッケージも豊富で入門しやすいかと思います。定期的にセールしていて30%オフとかあるので、そこを狙うのもアリ。
TVPaint:2Dソフトでは少々お高いですが近年、日本でも導入する会社が増えてきています。もしかしたら日本の手書き2Dソフトのメインになっていくかもしれないです。
Adobe Animate CC:Adobe FLASHから名前を変え、新たに機能を携え、さらに協力になったソフト。他のソフトと違うのはデータは全てベクターなので解像度に依存しない制作が行える。将来的に4K、8Kとなったときに威力を発揮するかも。
CLIP STUDIO:メインは2D静止画ですが、最近になってアニメーション機能を備えました。詳しくは分からないですが気になる方は要チェック。
OpenToonz:ジブリも採用した無料ソフト。株式会社ドワンゴが買収して無償配布しており、ジブリも採用しています。
Krita:こちらも2D静止画がメインでしたが、アニメーションを加えパワーアップ。無償でありながらクォリティは高いと思います。まだまだ若いソフトですがこれから化ける可能性を秘めています。
編集ソフト
Adobe AfterEffects:本来はエフェクトメイン?ではないかと思うのですが、編集ソフトでは使用頻度が一番高いソフト。国内でもチュートリアルなどが豊富なので入りやすいですが、こちらも安くは無いですが、単体で月契約も出来ますのでぜひご検討を。
Adobe Premiere:こちらは完全に編集に特化したソフト。重い動画もサクサク。TVやCMなど最後のフィニッシュに使われることが多いように思います。
DaVinci Resolve:2016年にフリーで登場しました。出来る事も多く最近ではこちらに移行する方も多いです。
Final Cut Pro X:Appleが開発してるだけあって使いやすく、軽いです。大手も使用している大人気の編集ソフト。
ビューワー
Quicktime:言わずと知れた超有名ビューワー。しかしAppleがWindows版の脆弱性を残したままサポート終了しQuicktime難民が出たほど。Mac版は問題ないがWindowsユーザーは早めに乗り換えたほうが良いでしょう。
Keyframe MP :Quicktimeに変わるビューワーの1つ、動作も軽く、色々なフォーマットにも対応。Pro版あり。
mrViewer:Quicktimeに変わるビューワーの1つ、動作も軽く、色々なフォーマットにも対応。あまり知られてはないかも。
djv viewe:Quicktimeに変わるビューワーの1つ、動作も軽く、色々なフォーマットにも対応。
MPC-HC:動作が軽いのが売りのビューワー、コマ送りも出来るのでお勧め。
アプリ
Animators Survival Kit:本では絶大な人気を誇るアニメーターズ・サバイバルキット。数年前にiPad版を出しアニメーションや、専用のアニメーションソフトを搭載しています。静止画では分からなかった動きがiPad版では確認することが出来ます。
アニムスポット:2017年現在、バンクーバーで活躍されてる日本人アニメーターが開発したアプリ。アニメーションについて日々研究し、情報を共通しています。アプリ内課金がありますが、どれも大変為になるものばかりなので、ぜひ入れておきましょう。