全編Blenderで制作された「プリンセス・マヤと3人の戦士」
ストーリー
2021年10月22日にNetflixでリミテッド・シリーズとして公開された3DCGアニメ
植民地時代以前のメソアメリカなどの先住民文化をベースにした世界を舞台に、15歳の誕生日を迎えた戦士の王女マヤは、冥界の神々が現れ、一族の悪行の代償を払わなければならないと告げられる。 彼女が拒否すれば、世界そのものが神々によって破壊されてしまうため、神々を倒して人類を破壊から救う3人の戦士が現れるという予言を実現するために、彼女は旅に出るのである
全編blenderで制作
「The Book of Life」の監督であり、今回の「プリンセス・マヤと3人の戦士」では監督、脚本、製作されてるJorge R. Gutierrez氏が2019年にBlenderで制作してるとツイートしていました。
制作プロダクションはTangent Animation
Tangent Animationは2018年7月7日にNetflixで公開された「NextGen」に参加されたプロダクションで、今回はメインでガッツリ参加されてます。
こちらも全編Blenderで制作したことでも話題になりました。
とにかく凄い
こちらを見て頂けたら一目瞭然、10分のトレーラーが見れます。
当初は3本の映画にする構想があったようですがリミテッド・シリーズで30分9本のアニメにすることで見やすく素晴らしい作品になっていると思います。
近年、出来ることも増えPixarのように毎回新しいことを研究、開発することもありますが、表現としてBlenderで十分に見れるようになりました。
テクニカルな部分でサポートがあれば映像としてはBlenderで統一することが可能になるのかもしれません。
日本ではエヴァを制作する「株式会社カラー xapa」があり、これからもBlenderで制作すると思われます。
また、Blenderは公式サイトにて寄付を募っており、パトロンには大手のEipc Games、Facebook、Unity、Amazon、NVidiaなどまだまだ多くのモンスター会社がサポートしていますので快進撃は当分続くでしょう。
トンコハウスが監督を招いてトークライブ!
2021年11月13日の12時からトークライブがあります。
日本語で聞けるようなので気になっている方はぜひ!
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