皆さんは普段リファレンスを撮った後、大半の方はMAYAに読み込むことでしょう。
しかし一つ問題があり、動画を読み込めるのは良いもののリアルタイム再生出来ることはないし、何より動作が全て遅くなってしまい使いものになりません。
なので対応としては動画を一度連番にしてイメージ連番を読み込むことになります。
場合によってはファイルサイズの軽い動画が連番により容量が増える結果になったり、なにより連番の返還も結構手間です。
管理者は上記の理由によりKeyframeMP PROの機能にあるMAYAのライムラインと連動する機能を使っていました。


そこで登場したのが「MediaPlane」
これは動画のMOV、MP4、AVIなど動画ファイルをメインに読み込むことが出来、何と言っても動作が軽い!
問題なくリアルタイム再生されます!
調べた結果では3.4GBの1080p、60fpsでも行けたので大半のリファレンスデータは行けるんじゃないかと思います。
- 参考映像を撮った?絵コンテを描いた?フィードバックをもらった?――動画としてそのまま持ち込めます。
- 数百枚の連番ではなく、動画ファイル1本でOK。
- 爆速フレームキャッシュ ― 実測でリアルタイム再生60fps超。
- ディスク容量を節約 ― MP4(H.264)1本の方が連番画像数百枚より小さい。
- 時間を節約 ― 何度も書き出す必要なし。ノードで動画を選ぶだけ。
- Mayaのフレームレートに合わせる ― 24fpsで作業、素材は30fps?Media Planeがシーンのfpsで読み出します。
- Maya 2018〜2026に対応。
- Discordで専用サポート&段階制のコミュニティ特典。 同ツール利用者のアーティストと交流し、意見を発信できます。
- WindowsとLinuxに対応 ― MacOS版は近日公開予定…
使い方
インストール
公式ホームページから体験版、もしくは購入後にEXEファイルがダウンロード出来るので、そちらからインストール。

アドオンを追加。
その後プラグインマネージャーからmediaPlaneのLoadedにチェックを入れる。

使用方法
以下のMELを実行します。
mediaPlane -camera ここにカメラの名前を入れる
カメラ名はイメージブレーンを置きたいカメラによって名前を変えなければいけないので注意です。
mediaPlane -camera persp,
mediaPlane -camera frontなど。
ファイルを選択
ファイル指定しないとビューワーには出てこないのでアウトライナーなどからmediaPlaneを選択。
アトリビュートからファイルを指定してください。

この時も注意ですがファイルを指定する際にMAYAのフレームレートがそのまま動画のフレームレートになってしまうので、フレームレートが合わない場合はForce Frame Rateにチェックを入れると合うようになります。

あとは標準のイメージプレーンのように使えますのでとっつき易いと思います。
ただアルファで透明度は変えられないので使用される方は注意。
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