フリーランスにとっても企業にとっても大切な「フリーランス新法」が策定されます。
これは簡単に言ってしまうと、フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドラインを元に
明確な契約書の記載、違反した場合は公正取引委員会・中小企業庁・厚生労働省によって監査が入り、罰則されることがあります。
主に以下の点を契約書、発注書などに依頼する企業は記載しなければいけません。
(これが全てではないので厚生労働省の資料をご覧ください。下記にリンク貼っています。)
・発注日、納期
・納品する商品名
・発注内容
・納品する場所、どのような媒体で納品するのか
・支払日(60日以内)
・報酬額
・支払い方法
特に黄色のライン部分は今までの契約書にはない項目です。
商品を納品しても支払いが滞っているのを防ぐ狙いがあり、納品場所を明確にすることで、監査が入った時に納品日を特定し、そこから支払い日を逆算して支払いの言い訳をさせない狙いがありそうです。
フリーランスで一番多いトラブルは「報酬未払い」です。
口頭での約束はせず、必ず契約書は書面、電子PDFなど形に残すようにしましょう。
ほかにもパワハラなどのトラブルも相談できる窓口がありますので活用してください。
上記以外にも禁止行為、募集記載、育児、中途解雇など盛り込まれてます。
公正取引委員会のフリーランス法特設サイトが分かりやすいのでぜひご覧ください。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/zaitaku/index_00002.html
公正取引委員会フリーランス法特設サイト:
https://www.jftc.go.jp/freelancelaw_2024/index.html
フリーランストラブル110番:
https://freelance110.mhlw.go.jp/
契約書ひな形例(35ページから):
https://www.mhlw.go.jp/content/11911500/000759477.pdf
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