ストーリーボード作成フリーソフト”Storyboarder 3.0″
2018年に弊サイトでバージョン1.0をご紹介したのですが、なんと2021年2月に3.0がリリースされており、だいぶ遅れてしまいましたがご紹介。
Storyboarderとは?
無料で使用できるオープンソースソフトウェアで、Fast&Simpleを念頭に、ストーリーを簡単に視覚化、アイディアを盛り込み、ムービーを作成することなくアニマティクスを素早く見せることが出来ます。

Photoshopで加筆修正出来る
Edit in Photoshopをクリック、もしくはショートカット『^』+ 『 .』を押すことで簡単にPhotoshopへ移行、保存すると自動でStoryboardに適用されます。

ショットジェネレーター
Storyboard2.0の時に追加されたShot Generatorツール。
ソフト上に用意されたアセットを読み込み配置してカメラの画角など設定出来き、絵を描かなくてもレイアウトが組めます。
今のところオリジナルアセットは読み込めませんが、現在開発中のようなので次期アップデートで可能になるかもしれません。
また、VRを搭載しており複数ユーザーによるVR空間での確認が可能。
クライアント様との確認にも使える。

出力することで他のソフトで編集可能
出力はPremiere 、Final Cut 、Avid 、PDF、Animated GIFに対応していますので、シンプルにGIF、もしくはPremiereなどに出力後、エフェクトを加えたり字幕入れたり出来ます。

大まかにはこの機能がメインになっていますのでシンプルで使いやすいです。
ぜひ使ってみて下さいね。
Storyboard3.0
バージョンアップで追加されたのは以下の通り
ローカライズ
アメリカ英語、ロシア語、中国語(簡体字)をサポート。言語エディタを使用して独自の言語を追加できます。
言語ファイルは共有出来ますので日本語化も可能かと思います。
Shot Generator
エモーション
人型キャラの顔に自分で描いた顔が貼り付けられます。
キャラクターの名前を書いてもいいかもしれないですね。
ヘア
人型キャラに髪を乗せることが出来ます。
ヘアはシェアしてくださいと公式がおっしゃってました。
・ドラッグ&ドロップによるShot Generatorへ画像の挿入
・UIスケーリングオプション
・一度閉じてもウィンドウサイズを固定
・キャラクター回転Gizmo、回転台を追加
・カスタムキャラが内蔵のキャラと同じボーン構成の場合、IKをサポート
サポート
Apple Silicon
Macの新規格であるプロセッサーシリコン。こちらの動作も保証とのこと。
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