MAYAキャラクターアニメーション 改訂版

ご購入の際は画像をクリックして購入して頂けると嬉しいです。

株式会社ボーンデジタルさんは他にも良本を沢山出版されてるので下記のリンク先も合わせてご覧ください。

https://www.borndigital.co.jp/book

総評

豊富に用意されたMAYAデータを使い、丁寧にアニメーションについて解説した教本。
初心者から中級者用になっていますが、MAYAが自体が初心者だとちょっと大変ですがアニメーションに必要なグラフエディタやコンストレインなどの説明もあるので安心して勉強出来ると思います。
ベテランの方にも目から鱗、知らなかったTipsなどがあったりするので再確認の意味でも上級者にもおすすめです。

下記にチャプターごとのレビューもありますので長いですが購入に迷ってる方の参考になれば幸いです。

  • MayaAnimation_2nd_8

チャプターレビュー

Chapter1:アニメーションの12原則
ディズニーの2Dアニメーターが生み出したアニメーションを良くするための12原則。ネットでも検索すると結構ヒットしますがこの本は日本語と直接MAYAデータを触ることで理解度が深まるのでそれだけでも価値があります。

Chapter2:スプライン
グラフエディタというアニメーションを調整するためのエディタがあり、そこで使用されるカーブについての説明、使い方、やってはいけないことなどを解説しています。スプラインは必ず使うものなのでここで理解を深めておくことは後の助けとなるはずです。

Chapter3:グラフエディタ
アニメーションに必要な最低限の説明がなされています。
キーの移動、演算、Tipsなど。正直十分ではないので自分自身で色々試してみる必要があります。グラフエディタはオプションが多いので仕方がない事です。実際に触って慣れていけばOKです。

Chapter4:テクニック
一言でいえばTips集。 タイムラインでのコピー、モーショントレイル、IKFK、TraxEditorなどMAYAに標準搭載されている機能でアニメーションに使える機能、テクニックが説明されてて初心者には覚えて欲しいチャプターです。

Chapter5:コンストレイント
コンストレイントもアニメーションでは頻繁に使う機能です。意外と複雑で使いにくい、苦手としてる方も少なくないです。 これを読めば問題なくコンストレイントが使えるようになると思います。

Chapter6:リギングの知識
関係ないと思う方もいるかもしれませんがアニメーションにおいて多少のリギング知識は必要だと思います。 このチャプターではリギングと言っても難しいものではなくプロップ(小物)のリギング、提供されたリグのチェックなどです。 リグのチェックについてはアニメーション制作してからエラーが起きてからでは作業が無駄になることがあるので、事前のリグチェックは大事になるのでリガーを助ける意味でも覚えておいて損はないです。 また、アニメーションに重きを置いてる本なので詳しく記載されてないです。 もっと知りたい方はボーンデジタルから出版されている「MAYAリギング改訂版」がお勧めです。

Chapter7:特徴を加えて引き立たせる
こちらはブレンドシェイプ、デフォーマーを使い、現在のリグにさらに特徴を持たせるための説明がなされており、キャラクターの太さを変えたり、髪を追加したり自分の制作したいアニメーションの世界観に合ったキャラクターを制作する手助けになります。

Chapter8:ワークフロー
アニメーションはある決まった順番に制作すると無駄なくクォリティも上げることが出来ます。言わばアニメーションの設計図。 最初はどうやって制作するか分からないと思いますのでこのワークフローの順番を実行することでアニメーション制作の流れを理解し、そこから自分に合ったワークフローを更新していくのがお勧めです。

Chapter9:サイクル
アニメーションサイクルはゲームでは特に多いです。歩き、走り、羽ばたきなど。 本書ではサイクルを制作するための設定やグラフエディタの使い方を説明しています。 歩き方、四足歩行の制作の仕方では無くサイクルの制作ということに注意。

Chapter10:リファレンス
与えられたリグを直接開きアニメーションを制作することは大変危険です。 リグが更新された時に改めてアニメーションをコピーするのでしょうか?それは不正確だし時間もかかり無駄になることもあります。そのためにリファレンスという設定があります。 少し短いチャプターですが概念を理解するには十分です。

Chapter11:フェイシャルアニメーション
フェイシャルアニメーションを説明しているサイトはかなり少ないです。 このチャプターではリップシンク、アイダート、瞬きについて説明がされておりフェイシャルの土台が構築出来るでしょう。 そこからの感情の入れかた、演技については他で学ぶ必要はあります。

Chapter12:アニメーションレイヤー
アニメーションレイヤーは強力なツールで完成されたアニメーションに少し特徴を加えたい、バリエーションを持たせたいなど使える用途は頻繁にありますのでぜひ覚えてください。

コラム
チャプターの間にあるコラムがかなり面白かったです。
ぜひ購入したら読んでみてください。

以上、長くなりましたがそれくらいボリュームがあり、画像も多く、データを触りながらアニメーションの勉強が出来るので大変おすすめです。
私自身アニメーターになってかなり長いですが、最初に出会ってたらと思える良本でした。

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